儚い人の夢
中日の連勝も今日のヤクルト戦に敗れて止まりました。
落合監督は試合後、「止まるには止まるなりの要素がある。周りがみんなはやし立てるから。そうは勝てるもんじゃない。止まるんだったら今日だと思っていたよ」と語っていましたが、後半戦初の地元での試合ということもあって、そのプレッシャーが選手に今まで通りの野球を出来なくさせる、と思っていたということらしいです。なるほど。
「負けてくれてよかったよ。この先を考えて。選手にはいい1敗。もとに戻るだろう」
「負けてくれてよかった」なんて、じつに落合監督らしい言い回しです。日本のプロ野球の監督12人の中で、こんなことを堂々と言える監督は他にいないでしょう。器の大きさを改めて実感するコメントです。確かに選手達にとってもこの日の1敗で、連勝中、日に日に貯まって来ていた余分な力が抜けたことでしょう。そういう意味では、まさに後々のことを考えると意義ある1敗だったのかもしれません。
阪神も負けてゲーム差は3のまま。今日から仕切り直しです。