濱中スタメン/沢井登録抹消
さて、阪神はファンがずっと待ち望んでいた濱中のスタメン出場でかなり盛り上ったようですが、結果は3打席凡退でした。でも阪神としては濱中に何とか起爆剤になって欲しいものですね。だって、前半戦終盤、阪神の勢いが落ち始めた頃から、何となく阪神ファンは「いつか濱中がスタメンで出場する」というのをどこか心のよりどころにしてきたような部分があったと思うんですよね。阪神ファン期待の星なわけですから、濱中がもしこのまま打てずにスタメンを外されてフェードアウトしていくようだと何だか阪神の勢い自体が落ち込んでしまいそうですし…。
でも昨日は濱中起用でスタメンを外されたスペンサーが代打で1安打、ひーやんも2打数2安打と意地を見せました。中日も開幕からずっとレフト争いが熾烈ですが(井上、大西、森野、英智)、阪神のライト争いも熾烈ですねぇ。ひーやんも意地があるでしょうし、スペンサーも来季の契約がかかっています。本人達にしたら切磋琢磨なんて言うキレイ事ではないのかもしれませんが、ここへ来ての熾烈なスタメン争いはきっと阪神にいい効果を生み出してくれるんじゃないかと思います。
中日の方は、昨日付けで沢井が一軍登録を抹消され、投手の石川が昇格しました。
昨年オフ、ドラフト最下位(11位)で入団し、新人では唯一開幕からずっと一軍に名を連ねてきた沢井ですが、ここまで43試合に出場し、打率は10打数1安打で.100ながら、18得点3盗塁と、自慢のその足で勝負どころでの代走要員としてチーム内での役割を担ってきた彼ですが、これからしばらく6連戦が続くということで中継ぎ投手を増員するという意味で石川と入れ替えになったのかもしれません。一芸に秀でた選手を厚遇する落合監督ですから、また近いうちに一軍に昇格すると思いますが、一軍ではほとんど打席や守備をする機会がなかったので、しばらくファームで試合に出て経験を積ませるのもいいと思います。
でもこれでスーパーサブ6人衆が5人となり、試合を観る楽しみが減ってしまって何だかちょっと残念…。