久慈さん“相談役”に
★久慈が辻本ら若手選手たちの“相談役”になることを宣言
阪神・久慈照嘉内野手(35)が28日、西宮市の鳴尾浜球場で初めて自主トレを行った。昨年に続く安芸二軍キャンプでのスタートも、若手選手たちの“相談役”になることを宣言。もちろん16歳の辻本もウエルカムだ。
「聞いてきたら当たっているかどうかわからないけど、教えるよ。若い子の“受け皿”をしないとね」
新人だった92年に一軍でプレーしていても主力だった真弓、平田などの先輩たちに声をかけるのもはばかられた。「85年の日本一も見て、知っているだけにしゃべれなかった」と振り返る。そこで年齢も近かった八木や和田と話すことで気分が楽になった。その役割をベテランになった自分が担うつもりだ。当然、マスコミの注目を浴びるワンダーボーイがプロとしての教えを聞いてくれば明快に答える。
ハワイ島での自主トレから23日に帰国。26、27日は甲子園で体を動かして、この日は鳴尾浜に姿を現した。「キャンプではケガをしないこと。この年齢になるとケガしたら終わりだからね」。頼れるプロ14年目の35歳が安芸で存在感を示す。
鳥谷が入ってきた時も同じような趣旨のコメントを出していましたが、中日の川相さんが昨年荒木、井端ら若手選手達にいろいろアドバイスをしたり実技指導をして、試合での活躍以外でもチームに貢献したことを思うと、阪神における久慈さんに求められている役割というのに近いように気がします。
自分は以前から「守備・バントの名手」としてよく久慈さんと川相さんの名前を挙げてきたものですが、川相さんはほとんど守備固めでの起用でしたが、昨年は80試合に出場しています。40歳の川相さんがこれだけ出来るのですから、久慈さんももっと出来るはずです。矢野さん、金本さん、桧山さんと同年代のベテランが元気な阪神ですから、久慈さんの今年の飛躍に期待したいです。
…と言っても、阪神の場合は岡田監督がなぁ………。