久慈記~Kujiki~

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野口好投・11連勝~!

 「今の僕はとにかく勝ち星が欲しいんです」

 こう語っていた中日の野口。6月に2連勝して復活をアピールしたものの、その後4試合、1ヶ月半もの間勝ち星なしの状態が続いていました。試合を作りながらも要所を締められず勝てなかったり、昨年のダメダメな時のように何の前触れもなく急に崩れて勝手に自滅したりと不安定な内容で、「また落合監督と森コーチに愛想を尽かされて二軍に落とされるんじゃ…」とドキドキしながら見守っていたのですが、今日の後半戦初登板で巨人打線を8回2安打1失点に抑え、見事今季3勝目を挙げました。パチパチパチ。

 自分は今日は出勤で、ナイター中継の時間はまだ会社で仕事をしていたので野口の投げる姿は観ていないのですが、いつものストレートとスライダーだけでなくフォークも織り交ぜて投げていたようです。7回2アウトまでノーヒットというのも見事、8回で9奪三振というのも素晴らしい。そして何より、チームが11連勝というのが美しい。

 11連勝というと、やはり中日ファンであれば'99年の開幕11連勝を思い出しますね。あの時も負ける気がしませんでしたが、今の中日はあの時の中日より強いと思います。ベテラン、中堅、若手とチームクワークも良いし、投打のバランスも良い。これは本気でどこまで連勝が伸びるか楽しみになってきました。

 先ほど、スポーツニュースで落合監督のコメントがちょっと流れたのですが、「ノーヒットノーランを期待しちゃったよ。そのくらい今日の野口は良かった」とか何とか言っていました。落合監督が野口に対してこれだけ手放しで評価したコメントをするのも珍しいです。野口の内容もさることながら、チームが絶好調なことへの自信と喜びがコメントにも出ていますね。

 あー。そうだ、謝らなくちゃ。

 野口、昨日は「野口が連勝を止めるんじゃ…」みたいなこと書いてすみません。ファンとして、他のどの投手より野口のことを応援しているんですけど、ここ最近の勝てない野口を見ていて何となくファンとして自虐的になって口走ってしまいました。ほんとごめんなさいでした。

 今日も打線低迷の阪神は負けてこれで3ゲーム差。いよいよ射程圏内に入ってきましたよ。
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by Izanagi32 | 2005-07-31 23:22 | 野口茂樹関連 | Comments(2)

10連勝!

 中日は今日も巨人に快勝してとうとう10連勝。打線も好調だし定番のリリーフ陣(岡本、高橋聡、岩瀬)も磐石だし、こりゃほんと負ける気がしませんなぁ~。

 ああいう試合だったので川相、英智、渡邉の守備固めトリオは勿論出場。こうなったらこの3人にあの“ブルースリー打線”みたいに何か名前を付けて欲しいな~。どうですか、中スポさん。

 一方の阪神はヤクルトに大敗して、これでゲーム差は4。阪神ファンとしたら離れずに少しずつ背後から迫ってくる中日は不気味な存在でしょうけど、今日は典型的な大敗ですし、明日に引き摺ることもないと思うので別に気にすることもないと思います。8月9日から行われる直接対決までは恐らくこんな感じでくっついたり離れたりして行くんじゃないでしょうか。

 中日ファンとしては中日のこの連勝がどこまで伸びるか、直接対決までどれだけゲーム差を縮められるかに注目したいのですが、密かな心配事として、明日先発が予想される野口がこの連勝を止めてしまうんじゃないかというのがありますが…(笑)。
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by Izanagi32 | 2005-07-30 23:29 | スーパーサブ関連 | Comments(0)

中日9連勝! 下柳投手も9勝!

 今日も中日は勝って、引き分けを挟んで9連勝です。阪神も勝ったのでゲーム差は5のままですが、いいですねぇ、9連勝。投打のバランスの取れた今年の阪神の強さはホンモノだと思うのでゲーム差もなかなか縮まりませんが、とにかく負けなければいつか追いつきます。この2チームの直接対決が楽しみですねぇ…。

 中日は川上憲伸が2安打完封でリーグトップタイの10勝目、しかも打つ方でもホームラン打っちゃったりしてまさに文句の付け所のない完璧な内容でした。今日の主役は間違いなく憲伸ですが、試合の最後にはさりげなく川相、英智、渡邉の守備固め3人衆が出て来ているのには思わずニヤリとしてしまいます。

 一方、阪神は個人的に大好きな下さんが先発して6回を3安打とこちらも安定して素晴らしい内容で勝ち投手になりました。昨年は春先調子が良かったものの夏場以降はヨレヨレで勝ち星も伸びず、「来年は大丈夫かなぁ~」と心配していたのですが、そんな杞憂をよそに今年は春先からずっと好調を維持してますね。今日で14試合に登板して9勝1敗というのも凄まじいですね。今後、中日と阪神の首位争いも楽しみですが、川上と下さんの最多勝争いも同じくらい楽しみです。直接対決でこの2人の投げ合いというのも見てみたいなぁ~。

 なんで下柳投手が好きかというと、あの独特の風貌もさることながら、何と言うか、つかみどころのないピッチングというか、球速もそんなに速くないし特に凄い決め球を持っているわけでもないのに、相手からすると何となく打ちづらい、的を絞りづらい、そしていつの間にか抑えられている…という感じの、いわゆる「のらくら投法」が観ていて凄く面白いんですね。そのマウンドさばきを観ていると、何となくダイエー時代~中日移籍1年目の頃の武田一浩投手を彷彿とさせるものがあります。個人的には、ズバズバ鋭い球を投げて三振の山を築いていく投手よりも、ゴロやフライを打たせてじっくり抑えていくような投手の方が好きなんですよね。そういう意味でも下柳投手はパーフェクトに自分好みのピッチングをする投手なんです。

 下さんは'03年に日ハムから阪神に移籍し、その年10勝して阪神の優勝に大きく貢献したわけですが、その年のオフに「関西にいると家(関東)で飼ってるラガー(愛犬)に会えないから」という理由でFAして横浜ベイスターズに移籍しようとしたのも今思うと面白い出来事でした。

 最初は「犬に会いたいからFA移籍するなんて冗談でしょ~?」と思っていたらこれはどうやら本当だったようで(笑)、FA交渉の席で横浜側は「ウチに来てくれたら沖縄キャンプの時、宿舎に犬小屋を設置する」と言ったり、下さんが行っている日本聴導犬協会への寄付を始めボランティア活動への全面的な支援を約束したりと、とても野球選手を獲る交渉とは思えない条件が飛び交う珍交渉でした(笑)。

 一方、引き留めにかかる阪神も「愛犬についての対策も考える」「遠征中も面倒を見る」と横浜に負けず劣らずの好条件を出して下さんのハートをグッと引き寄せ(勿論金銭的にも横浜より好条件を出した)、最終的には無事阪神に残留となったわけです。めでたしめでたし。

 そうそう、今年の沖縄キャンプで、下さんに同行していたこの愛犬(ほんとにキャンプに連れてったんだ…笑)が私有地に入り込んでしまい、それを連れ出そうとその私有地に入った下さん達とその土地の所有者がトラブルになり、新聞記事にもなったりしたのも記憶に新しいですね。

 こんなマイペースの下さんだから、他の誰にも真似の出来ない、相手の勢いを殺す「のらくら投法」が出来るんじゃないでしょうか。
 
 あ…こんなに好きな下さんなのに、プロフィールの「好きな選手」のところに名前書くの忘れてた…(汗)。近いうちに修正しなきゃ…。

 下さんの公式サイトです。

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by Izanagi32 | 2005-07-29 23:05 | 阪神タイガース関連 | Comments(0)

意義のある引き分け

 いやあ、山形第2ラウンドは5時間にも及ぶ長い、そして最後まで気の抜けない緊迫した試合でしたねー。

 特に12回表。二死一・二塁で井端敬遠、そして途中から守備固めで入っている川相との勝負の場面。川相さんは守備やバントというそのいぶし銀的な活躍から、一見地味で大人しそうに思われますが、案外負けん気の強い人で、著書『明日への送りバント』の中にもある通り、こういう場面では「敬遠で俺と勝負かよ。なめんなよ!」と怒りに燃えて打席に入るタイプなので、恐らく今回も気合入りまくりだったと思うのですが(ネットで経過を追っていたので打席に入った川相さんの姿は観てないので憶測です)、残念ながら三振。あそこで勝ち越し打を打ってたら…とは思いますが、それまでも両チームとも再三チャンスを作りながらそれを活かせなかったのでこの場面の川相さんだけを責めるわけにはいきません。言い換えれば、毎回のように被勝ち越し・サヨナラのピンチを招きつつも何とか抑えて引き分けに持ち込んだ、という意味ではよく引き分けたと思います。

 今日は阪神も負けたし、ゲーム差は0.5縮まって4.5ゲーム。阪神にとっては、負けずに少しずつ後ろから迫ってくる中日は何とも不気味な存在でしょう。いつもは引き分けというと「あそこであと1本出ていれば…」と悔やんだりするものですが、阪神に少しずつ脅威を与えるという意味では、今日の引き分けは何とも意義のある引き分けだったと思います。

 ますますペナントレースが面白くなってきました。

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by Izanagi32 | 2005-07-27 23:35 | 中日ドラゴンズ関連 | Comments(0)

OVER THE RAINBOW

 待ちに待ったペナントレース後半戦開幕日の今日、日本列島は広い範囲で台風7号による強い雨雲に覆われていました。新聞の天気予報を見ると、見たこともないくらいどこもかしこも傘マークでした。
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 「こりゃ中日の試合は中止かなぁ…。阪神はドームだけど台風だとドームでも中止になるからなぁ…」と思っていましたが、当初の予想進路よりは台風が東に逸れたため、思ったほど各地での影響というものはなく、無事山形の中日×横浜戦、東京の阪神×巨人戦は行われました。

 山形での18時30分のプレーボールの声をカーラジオで聴きながら車を走らせていると、すっかり雨の上がった日暮れ間際の蒼い空に大きな虹がかかっていました。それもよくある部分的な虹ではなく、アーチの端から端までしっかり見える大きな素晴らしい虹。こんな立派な虹は今まで見た事がなかったかも。巻き返しのかかる後半戦初戦の日、この愛知にかかった虹は、ドラゴンズの前途に光明を差し込んでくれるものかもしれません。
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 その後、所用で車から降りたのでしばらく試合経過は追っていなかったのですが、再び車に乗り込みラジオを耳を傾けると中日の先発昌が4失点しています。あああ…。しかも阪神勝ってるし…。せっかくここまで今までの「久慈記」にはないちょっとドラマティックな文章で書いてきたのに無意味だった…と思っていたら福留3ラン、森野の2ランであっさり逆転。「やった! 試合展開もドラマティックだ!」と喜んでいたら4回途中に雨で中断(笑)。「このままノーゲームになっちゃったらやだなぁ…。こんなオチはいらないよ…」と思っていたら無事再開。よし、このまま逃げ切るぞ…と思っていたらリリーフした岡本が逆転される(涙)。なんなんだこの試合は…。

 しかし8回、アレックスが同点13号ソロをバックスクリーンに叩き込み同点に追いつくと、9回には谷繁が出て代打川相が送りバント、荒木がヒットで続いて井端、立浪の連続タイムリーで勝ち越すと、9回には守備固めで入った英智のファインプレーも飛び出して岩瀬が3人斬りでゲームセット。いやぁ、最後までどっちに転ぶか分からない面白いゲームでした。

 今朝スーパーサブのことについて書きましたが、決勝のランナーをバントで進めた川相、タイムリーで出た立浪の代走で沢井、そして守備固めで英智と渡邉と、揃いも揃って今日も出場してドラゴンズの8連勝に貢献しました(光信は出番がありませんでしたが)。

 終盤はラジオではなくネットで経過を追っていたのですが、今日のように終盤流れを掴めそうになったらじわじわと相手を追い詰めて勝ちを掴んでいくような試合は非常に面白いです。こういう戦い方が出来るチームはそうそう負けませんよ。

 阪神も巨人上原を打ち崩して大勝しましたのでゲーム差は5のままですが、阪神が負けるのを待つのではなく、自分達が勝っていけばいいんです。

 ずっと楽しみに待っていた甲斐のあった、ドラゴンズの後半戦初戦でした。

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by Izanagi32 | 2005-07-27 00:22 | 中日ドラゴンズ関連 | Comments(0)

スーパーサブ論③

 昨日書いた通り、自分は常時スタメンで出ている打線の主軸選手よりも、ここぞという場面で代打で出てきて打ったりバントを決めたり代走で出てきたり終盤守備を固めたり…といった活躍をする選手に好きな選手が多いんです。

 勿論、野球は主力のスタメン選手がしっかりしていてこそ試合が成り立っていくわけですが、それはそれで十分承知した上で、スーパーサブと呼ばれる人達の、おおよそ1試合1度あるかないかの好プレー(代打でタイムリー、守備固めでファインプレー、代走で好走塁など…)で流れがガラッと変わるような展開の試合が好きなのです。

 '99年優勝時の中日ではまさに久慈さんがスーパーサブでした(この頃はまだこんな便利な言葉はありませんでしたが)。この年、ショートのスタメンは福留でしたが、星野監督(当時)は終盤僅差でリードしているような試合展開になれば、例え次のイニングに福留にサイクルヒットがかかった打席が回ってくるような場面でも福留に代えて久慈さんを守備固めに起用したりしていました。また、同じく代打の切り札愛甲と渡邉、守備と代走の大西など、久慈さんの他にもスーパーサブと言えるような選手が沢山いました。この年の優勝を振り返る時、こういったサブの選手達の活躍と貢献を見逃すことは出来ません。

 '03年の阪神もそうでした。ピンチバントや守備固めで絶対的な存在感のあった久慈さんを始め、代打の神様もいれば広澤もいる、代走・守備固めの秀太、沖原もいる。皆、他の選手には真似の出来ない自分だけの役割をチームの中で持っていました。その場面場面で独自の能力をいかんなく発揮できる選手が揃っているということは、そのチームはそれだけ勝ちパターンを多く作れる、また勝てる試合は絶対に取りこぼしをしないチームと言えるとも思います。

 これはまさに落合監督になってからの中日ドラゴンズにそっくりそのまま言える事です。昨年ドラゴンズはペナントレースを圧倒的な強さで制しましたが、今の中日ベンチは、スーパーサブの宝庫となっています。

 代打の切り札・高橋光信、言わずと知れたバントの川相、ルーキーながら代走のスペシャリスト・沢井、そして純然たるレギュラーではないものの昨年100試合以上に出場してその堅強な守備力でゴールデングラブを獲った渡邉と英智…。他に真似の出来ない特技を持ったそれぞれのスペシャリスト達が、落合監督の的確な状況判断の下、起用されゲームを作っていく。その様はまさに詰め将棋のように相手を追い詰めて行くようで、観ていて非常に楽しいです(笑)。

 自分を始め、観戦仲間はみんな試合の時は好きな選手のユニフォームを着て観戦しているのですが、自分は高橋光信のユニを着ています(これを作る時は本気で川相にしようか光信にしようかで随分悩みました)。友人のロウは英智。そしてよく一緒に観戦するSさんは今まで控え捕手の柳沢(シブイ!)を着ていましたが、今年は新しくユニフォームを新調して、渡邉のユニフォームになりました。
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【↑Sさん】

 「ナベってスタメンに代打に守備固めと何でも出来るし背番号もいい番号なのに、なんでドームにはユニを着てる人が居ないんだろう? ならば自分が着よう!」と言うことで渡邉ユニを作ることに決めたそうですが、よく分かります、その気持ち。Sさんもスーパーサブの必要性を強く感じておられる方なので、恐らく自分が久慈ユニや光信ユニを作ったのと同じような気持ちで渡邉ユニを作ったんだと思います。

 ちなみにSさんの奥さんがいつも着ているのは大西ユニ。柳沢と大西も言うまでもなくドラゴンズベンチにあって必要不可欠な存在の選手。6月にみんなで観戦した時にSさんとロウと3人で「スーパーサブ3」の写真を撮りましたが、そこに大西が加わって、さらにSさんが今回渡邉ユニを作ったことで、あと川相と沢井が揃えば完全版スーパーサブスが揃うことになります(笑)。

 果たして、完全版スーパーサブスが揃う日は来るのでしょうか。また、スーパーサブスがそろい、そのメンバーで揃って観戦したら、周囲のドラキチ達がどんな反応をするのか(笑)。

 想像すると、色々楽しいです(笑)。
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【↑Sさん宅のスーパーサブ・ユニフォーム】

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by Izanagi32 | 2005-07-26 12:43 | スーパーサブ関連 | Comments(2)

最近何気に懐古してしまう…

 自分は子供の頃からプロ野球が好きでしたが、特に「この選手が好き」というのはずっとなくて、今のように細かいところまで見るのが好きになっていったのは'98年くらいからでした。

 この年、ドラゴンズは前年大失敗したドーム野球への適応を更に推進させるため、機動力と守備力を重視した補強をしました。主力であった大豊、パウエル、矢野らを放出して、韓国から俊足の李鍾範、阪神から久慈、関川、ドラフトでは即戦力の川上らを獲得。それまでの中日の売りだった打ち勝つ「強竜打線」のイメージを捨て、投手力を軸としたディフェンスの野球を標榜したわけです。

 これが成功してこの年は2位、翌'99年はペナントレースを制覇…となっていくわけですが、この時取ったこの方針転換が、今もいい形で中日ドラゴンズの根源となっています。

 そんな中日にとって重大な転機となった'98年。阪神から移籍してきた久慈さんの守備を見て、今までの「野球選手は打ってナンボ」という価値観は、すっかり壊されました。
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 とにかく上手い。打って勝つ試合は何度も観てきましたが、守備で勝つ試合、守備で流れを変える試合というのも野球にはあるんだな…というのを初めて知ったのも久慈さんのプレーを観てからでした。ボールが吸い込まれるようにグラブに収まり、ヒットがアウトになる。こんなに凄いこことはないですよ。当時テレビの解説者が久慈さんのファインプレーを目の当たりにして、「ヒット3本分に値するプレーですね」と言っていたのを今でも思い出します。また、そういう素晴らしいプレーをした後の久慈さんのちょっと照れ笑いのような笑顔が好きで、そういう当時のプレーの1つ1つが今でも自分の脳裏には焼きついています。

 正直、阪神時代にはそれほど注目していなかった久慈さんでしたが、中日に来てこうしてそのプレーを観てからファンになり、以後、好きになる野球選手は決して打線の中軸を打つ打者ではなく、一芸に秀でた選手、特に足が速いとか守備が上手いといった選手に限られるようになりました(笑)。
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 以後、久慈さんは控えにまわるようになりましたが、阪神移籍後の'03年には守備固めやバント、たまのスタメンなどでは打つ方でも大いに活躍し、優勝に貢献しました。

 久慈さんをスタメンで観たい!という思いも当然ありますが、要所要所でバントを決めたり守備を固めたりという仕事もなかなか玄人好みで観ていて嬉しいものです。決して一面を飾るような仕事ではないかもしれませんが、三面などにひっそり久慈さんのコメントが出ていたりすると思わずニヤリとしてしまったものです。
 
 久慈さんが一軍の舞台から消えてもう2ヶ月。また久慈さんのこんな活躍を観たいと思っているファンも多いはずです。早く一軍に上がってきて欲しいです。切願。
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【この写真はぺんぎんさんに頂いた広島市民球場での'00年の写真です。上の2枚は'01年に試合後ナゴヤドームの外の通路で売られていた写真(オフィシャルのものではなく個人が撮影したもの)よりスキャン】

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by Izanagi32 | 2005-07-25 10:18 | 久慈照嘉関連 | Comments(2)

しのぎあい

 さて、オールスターも終わり、いよいよペナントレースの後半戦が始まります。

 パリーグは最後の大どんでん返しが起きる可能性のあるプレーオフがあるので、ペナントレースもいまいち気が入らないかもしれませんが、シーズン通しての勝率で勝負が決まるセリーグは、これから取りこぼしの出来ない試合が続いていくことになると思うので、今からペナント終盤のデッドヒートが楽しみで楽しみで仕方ありません。

 セリーグは、まず間違いなく中日と阪神のしのぎあいになると思いますが、昨年と比較してやはり思うのは、「追われる側より追う側のが観ていて楽しい」ということです。

 昨年、中日は独走でセリーグを制しましたが、2位以下のチームと離れすぎてしまって、優勝に向かってチームが突き進んでいく最中もいまいち盛り上がりに欠けました(贅沢なことですが…)。

 '99年の優勝の時は、前半首位を走りながらも夏場に巨人に1.5ゲーム差まで追い上げられ、ひやひやしながら逃げ切ったという感じで、1試合1試合固唾を呑んで見守った記憶があるのですが、本当に「楽しめた」のは終盤も終盤、マジックが3とか2とかになってきた位からでした。

 その点、今年は現時点で首位阪神とは5ゲーム差ながら、中日はチーム状態も良く、後半戦に掛かる期待も大きいので、これからの展開が非常に楽しみになっています(今年も首位を独走していた春先の頃はこんなにドラゴンズ熱も燃えていなかったんですが…笑)

 自分は子供の頃から中日ファンでありながら、久慈さんが移ってからは阪神も応援しているので、この2チームのしのぎあいは非常に楽しみなのですが、どっちかと言えばやはり中日を応援しています(久慈さんいないし…)。

 自分は落合監督がまさにここからメイク・ミラクルを起こしてくれると確信していますし、阪神の星野SDが「阪神の優勝確率は100%以上」と言い出したのにカチンと来ているのもあって、中日の追い上げを心から期待しています。

 セリーグを制するのはどちらのチームになるか…。明日からの後半戦が非常に楽しみです。

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by Izanagi32 | 2005-07-25 09:40 | 中日ドラゴンズ関連 | Comments(0)

中日ファンは冷めている…? オールスターファン投票選出0

 いよいよオールスターです。いきなりこんなこと言うとあれですけど、自分はオールスターってそんなに楽しみではないんです。勿論、スター選手達が集まって試合をするわけですから、テレビで観ていればそれなりに楽しめるんですが、何だか毎年ペナントレースの一番面白い時期に水を差されたような感じがしてしまって気分が盛り上がってこないんですよね。

 今年は落合監督が指揮を執るということで例年よりは多少興味もあるんですが、周りの中日ファンもオールスターには結構冷めてる人が多いような気がします。ネットなどでオールスターの話題を見ていても、出場選手は阪神勢が独占していて中日の選手は投票で1人も選ばれていないからイマイチ気が入らない…という理由で冷めている人が多いようです。

 阪神ファンのオールスターの投票数は確かに凄いものがあります。藤本など、「成績が悪いのに人気球団の選手だからってだけで選ばれるのはおかしい、タチの悪い組織票だ」と批判する向きもありますが、ファンが自分の好きなチームの選手をオールスターに出してあげたい、と熱心に投票して選ばれたんだからいいじゃないですか。第一、オールスターは成績のいい選手が出るんじゃなくて、文字通り人気のあるスター選手が出るわけですから、沢山投票された選手が選ばれるのは当然です。投票したファンの熱意は素晴らしいと思います(いつぞやの川崎憲次郎のような例は別ですが…)。

 今年、中日からは1人もファン投票では選ばれませんでした。それを中日ファンが一概に「巨人や阪神は人気球団だから…」で片付けてしまうのはどうかと思います。そう言っている中日ファンの何人が中日の選手へ投票したんでしょう? 中日ファンは、阪神ファンと比して決して数が少ないということはないと思います。ファンがその気になれば、何人かの選手を毎年オールスターにファン投票で送り出してあげることも十分出来ると思います。なのにそうならないのは、ファンの熱意の差、「誰かが投票してくれるだろう」「選ばれたらいいな」という他人任せのようなところがファンの中にあるんじゃいなかと思います。

 下宿して中国地方の大学に通っていた友人が、「地元のカープファンは、こっち(愛知)の中日ファンが「中日中日」って言う以上にみんな「カープカープ」って話をするんだけど、球場に足を運ぶ人がいないんだよね。だから球場はいつもガラガラ。熱心に昨日の試合のことについて話したりして口だけは出すけど、金は出さない」と話していましたが、中日ファンもそういう傾向が強いような気がします。
 対して、阪神ファンはみんな応援に熱心というか、口も出すけど球場に足を運んだりグッズを沢山買ったりして金も出す。応援が盛り上れば選手もその気になる。そこで良い感じに需要と供給のバランスが取れてるわけです。良質なギブ&テイクですよ。中日や広島は、土地柄かもしれませんが、何だかそのバランスがうまく取れてないような気がするんですよね。

 自分ははっきり言ってオールスターに関心がないので投票はしませんが(笑)、中日ファンとして、ファン投票で選出されて堂々と「スター選手」として出場する中日の選手が観たいのであれば、自分も投票しましょうよ。テレビでドームのガラガラの客席を見て「中日イマイチ盛り上らないよね」って言うんだったら1試合でも自分が球場に足を運びましょうよ。

 何だか説教臭くなりましたが、「最近の中日は人気がない」「名古屋のファンも冷めている」と他球団の掲示板で言いたい放題言われているのを見て、「そんなことない!」と声を大にして言いたいけど、スタンドはガラガラ、オールスターのファン投票も0じゃそう思われても仕方ないよね……と素直に納得してしまった自分が悔しくて今の本音を書かせてもらいました。

 オールスター、中日からは監督推薦で荒木と井端が選ばれましたが、「あの2人の守備を観てもらいたい」という落合監督。これは素晴らしいアイデアです。是非2人をいいところで使って中日の誇るこの鉄壁のニ遊間を全国の野球ファンに観せてあげて下さい。

 …何だかちょっとオールスター、楽しみになってきたな(笑)。

 でも、夜勤だけど………(涙)。

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by Izanagi32 | 2005-07-22 10:49 | 中日ドラゴンズ関連 | Comments(0)

前半戦終了…密かに注目のウッズ

 今日の試合をもって、プロ野球は前半戦を終了しました。

 セリーグは阪神が貯金19でがっちり首位を固め、続く中日は貯金9で5ゲーム差の2位。あとは横浜が貯金1で3位につけている以外は全て借金を抱えたチームで、早くも優勝戦線からは脱落したという感じが強いです。

 中日は前半戦最後を怒涛の7連勝で締めました。昨日(19日)の試合後、落合監督は「昇り始めたら一気に行く」と逆襲宣言して阪神に宣戦布告したわけですが、今日も中日は快勝し、阪神は横浜に破れたためゲーム差は5となり、「まだ5」なのか「もう5」なのかというところで中日ファン・阪神ファンそれぞれ悲喜こもごもあるとは思うのですが、自分的には「もう5か。行けそうだな」という感じです。

 落合監督は色々な方面で嫌われていますが、前にも書いた通り指揮官としては非常に優れた才能を持っている人だと思います。人を小バカにした発言や配慮に欠ける言動等、人間としては決して褒められた人ではないと思いますが、選手や中日ファンにとって「まだいける。勝負は8月からだ」と力強く宣言し、それを実行しつつある落合監督の存在というのは非常に頼もしく映ると思います。まあそれが他球団ファン(特に阪神ファン)から嫌われるわけですが…。

 ともあれ、今一番勢いのあるのは中日に間違いありません。投手陣、打線、全てがうまく噛み合って機能しています。対する阪神は、打線がちょっと元気ないのと、中継ぎ投手陣の疲労が心配です。J.F.Kの中でもウィリアムスを除いた久保田と藤川はこんなに登板過多になったことは今までなかったわけですし。

 あと、ここ最近の試合を観ていて自分が「中日はいける!」と思ったきっかけは、やはり守備力の差です。中日はスタメンでは荒木・井端の鉄壁の二遊間をはじめ、アレックス、福留と外野にも強肩が揃い、守備固めではベテランの川相がサード、そして昨年ゴールデングラブ賞の渡邉がファーストに入り、更にレフトには同じく昨年ゴールデングラブ賞の150㌔の肩を持つ英智が入ります。捕手の谷繁は言うに及ばず。阪神は、こういうと怒られるかもしれませんが、守備範囲の広い俊足・赤星を除いて、あまり守備が得意という人がいない上、岡田監督の方針なのか、そういう穴を埋めるべき存在の久慈さん、秀太といった守備のスペシャリスト達をずっと二軍に落としたままという状況です。阪神も、打線が低調気味になってきた今こそ、投手力中心のディフェンスの野球に徹した方が、今年の素晴らしく充実した戦力の持ち味をいかんなく発揮できると思うんですけどね~…。

 開幕から前半戦終了までを見てきて、勿論好きな選手の活躍にも注目してきたわけですが、自分が密に気にしていたのが中日のタイロン・ウッズです。

 「中日に足りないのは絶対的な4番打者だ」というのは以前から言われていました。昨年の福留、アレックスもよく働きましたが、まだ絶対的な4番とは言えませんでした。そこで阪神とのマネーゲームを制して獲得したのがウッズだったわけですが、横浜時代の年俸1億1千万から大幅アップの2年10億+契約金2億という中日では前例のない大型契約だったこともあり、開幕後なかなか結果が出せないことに対してファンからも「あんな大金出して獲ったのに…」と嘆きの声が聞こえてきました。ウッズのホームランで勝った試合もあるものの、ウッズのまずい守備で敗れた試合も幾つかあり、「去年のように守り勝てないのはウッズが入ったせいだ」という意見も多々聞かれるようになってきました。トドメにヤクルト藤井への暴行事件などもあってますますウッズのイメージも悪くなり、チームの状態もますます悪化していき交流戦はご承知の通り惨敗しました。

 しかし、見かけによらず(?)野球に取り組む姿勢は真面目というウッズは、努力の成果もあってか次第に守備の面でもミスが減ってきて、それに伴ってチームの状態も上向きになり、またウッズの打率も上がってきました。交流戦終了時に.243だった打率も、前半戦終了時には.287にまで上がり、ホームランも20本、打点58と、だいぶ期待に沿う成績になってきています。2年12億の助っ人が、果たしてどこまで成績を伸ばしてくれるのか。これが後半戦の密かな楽しみだったりもします。
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 この写真は観戦仲間Sさん撮影のウッズ@豊橋市民球場の写真です。間近で見るとやっぱり見かけは恐そうですが…
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 実際のウッズは入り待ちしていたファン一人一人にサインしたり握手したりとファンサービスもとても良かったそうです。

 人は見かけによりませんね~。

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by Izanagi32 | 2005-07-20 23:58 | 中日ドラゴンズ関連 | Comments(0)

元・阪神&中日(現・阪神一軍守備走塁コーチ)の久慈照嘉ファンブログです。管理人はカープファンでもあります。


by Izanagi32
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